自己注射が必要な糖尿病や不育症について

注射が苦手だという人は結構いるのではないでしょうか。中には注射器から注射薬が減っていくのを見るのが好きという人もいるようですが。
そんな注射をコストや手間の観点から、自分でしないといけない病気というものが存在しています。
そこで今回は自己注射をする病気について、いくつかご紹介していきます。

先天的か後天的かで変わってくる病気

自己注射で最も有名なのが、注射薬がインスリンの糖尿病ではないでしょうか。
この糖尿病ですが、インスリン注射を行うのは先天的だと言われている、1型糖尿病になります。
多くの人がなる2型糖尿病の場合には、食事療法や運動療法が主です。

また血友病という病気を聞いたことはないでしょうか。
血液が固まりにくくなる血友病も、自己注射を行う病気になります。
こちらの場合でも、先天的なものになりますが。

先天的血友病は遺伝子異常で、男性が発症します(稀に女性でも発症しますが)。
遺伝が原因だとされていますが、突然変異でも発症する可能性があるのだそうです。
後天的血友病は男女関係なく発症し、遺伝には関係しません。

発症率は極めて低く、年間で100万人に1.5人だと言われています。
当店的血友病の治療は原則として入院することになりますから、自己注射をすることはないでしょう。

様々な原因の中の1つの治療方法である不育症

妊娠をしても流産や死産を繰り返す不育症でも、注射薬がヘパリンの自己注射を行うことがあります。
しかし不育症は原因が様々あり、自己注射を行うのは胎盤にできた血栓が原因で、胎児に栄養が運ばれずに死産流産してしまうときになります。

血栓以外にも、夫婦のどちらかが染色体異常を持っている、子宮の形が通常とは異なる、免疫異常があるなどの理由があるため、不育症=自己注射ではありません。
血栓ができる血液凝固異常の場合、ヘパリン注射とアスピリン服用薬があり、どちらも使う場合もあれば、片方しか使わない場合もあります。

自己注射ですが、とにかく外気に触れないように注意する必要があります。
内服薬の場合、外気に触れても吸収されるまでにいくつかの工程がありますが、注射薬の場合には異物が混入してもそれを排除する工程はなく、直接体に送り込みます。
もしも使用する機会があれば、特に保管に注意しましょう。