注射薬にメリットやデメリットってありますか?

病院でもらう薬はカプセルや錠剤などの内服薬や、湿布や塗り薬といった外用薬ばかりではないでしょうか。
ですが世の中には注射薬という薬もあります。その名の通り注射器でもって、薬剤を体に取り込むのですが、自分で使うということは殆どないでしょう。

ですが絶対に使わないという保証もありませんので、今回はそのメリットとデメリットをご紹介しておきます。

他の薬にはない即効性が最大のメリット

錠剤のような内服薬の場合、水と一緒に飲んで、胃腸に行って吸収され、肝臓を介して血液の中に入り、ようやく全身に回ります。
そのため、効果が出るまでに30分程度かかるのだそうです。
注射薬の場合、直接血管の中に薬を注入しますから、すぐに効果が現れます。

そのため即効性が求められる治療の場合には、欠かせないと言っていいでしょう。
例えば、糖尿病で行うインスリン注射が使われるのは、食後すぐに上昇する血糖値を抑えるためです。
また蜂に刺されたり、薬の副作用であったりしたときに起こるショック状態は、その治療に一分一秒を争います。

こういった場合でも、やはり内服薬や外用薬ではなく、即効性を狙って注射を使います。
それから意識がないなどして、薬を飲めない人にも使えるのはメリットだと言えるでしょうし、効果が大きいため使う薬を少なく済ませることが出来るのも利点です。

即効性がある=変化がすぐ来るということ

注射薬のデメリットとしてまず挙げられるのが、血中の薬の濃度が急増してしまうということです。すると体に起こる変化も急激に起こるため、体が変化についていけなかったり、中毒になったりといったことが考えられます。
そのため点滴をする際には、利用する人によって速度を調節しています。

また針を刺しますから、内服薬や外用薬などと違い、痛みを伴いますし、血も出ます。
最近では痛みや出血を抑えた注射針が開発されているとはいえ、人によっては毎日注射する必要があり、使用する場所も探さないといけませんから、薬を投与するまでに苦労するのは間違いないでしょう。
小さい子供の場合には、注射というだけで嫌がる子もいますから、スムーズな治療に支障をきたす場合もあります。

高い効果と注射に対する苦手意識が、デメリットと言えるかもしれません。