注射薬や内服薬または外用薬の違いや特徴など

私たちが病院や薬局などで手にする薬には、様々な種類があります。よく目にするものとしては外用薬や内服薬ではないでしょうか。
これらをさらに細かく見ようと思えば、外用薬だと塗り薬などがあります。

そこで今回は、薬の種類について見ていきましょう。

飲む薬といったら飲み薬ともいわれる内服薬

風邪などで病院に行ったときにもらう、最もポピュラーな薬が内服薬ではないでしょうか。
飲み込んで胃腸から吸収することが目的で、粉薬やカプセル剤、錠剤、液体薬などがあります。
飲み込んで胃や腸で吸収され、肝臓から血液に入るため効果が現れるまでに30分ほどかかり、ほかの薬に比べて効きはじめが遅いと言えます。

その代わり管理や服用が楽で、患部がどこであれ水と一緒に飲むだけでいいですから、一人でも問題なく服用できると言えます。
持ち運びも簡単で、出先であってもサッと飲むことが出来るのは大きな特徴だと言っていいでしょう。

カプセルをかみ砕くなどして、中身だけを飲むという人もいるようですが、意味があってカプセルで包んでいますから、医師に言われたとおりに服用しましょう。

注射器を使って直接血管へ送る注射薬

あまり耳慣れないかもしれませんが、注射器を使って摂取する薬もあります。
その特徴は効果の早さです。内服薬が血液に入るまでにいくつもの工程を通過するのに対して、注射薬は直接血管に注射液を送り込みますから、素早い効果が期待できます。
そのため、迅速な効果が必要になるインスリン注射や、一刻を争うショック状態への対処はこの方法を行うわけです。

また意識不明で、内服薬を使用できない場合にも有用な摂取方法だと言えるでしょう。
さらに直接血液に送り込むため、途中で成分が分解されませんから、投与する量が内服薬などと比べると少量で済みます。

注意することは、血中の薬の濃度が急激に上がってしまう為、中毒を起こしたり、効果が出すぎてしまったりというデメリットもあります。

内服薬と注射薬以外全てを指す外用薬

最後の外用薬は上記二つ意外の全て、と言ってもいいでしょう。
湿布や塗り薬などを想像するとわかりやすいかもしれません。
患部に直接使用するため、無駄がないのが特徴です。

また血管を通して全身に効果をもたらすわけではありませんから、副作用を減らすこともできますし、薬の量の調節が容易なのも利点だと言えるでしょう。
デメリットとしては、肌に対するトラブルが考えられます。

例えば湿布などを長時間使用していたらかぶれるかもしれませんし、そもそも肌に薬が合わなければ炎症が起こることも考えられます。
また背中など患部によっては、自分一人では対処できないこともあります。
皮膚に使う湿布や塗り薬はもちろん、点眼薬や点鼻薬、点耳薬、トローチやスプレー剤も外用薬にあたります。